TOPCON CLUB (トプコンクラブ)
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TOPCOR LENS 1 / TOPCOR LENS 2 |
マクロレンズと初期のレンズ等
Macro Lenses & Early Lenses
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一番上の画像はマクロトプコールを並べたものであるが、左からREマクロオートトプコール58mm f3.5、マクロトプコール58mm f3.5、同135mm f4である。前列の小さいレンズはマクロトプコール30mm f3.5。REマクロ58mmだけが自動絞りで、30mmは普通絞り、他は自動プリセット絞りである(セミオート)。トプコンはかなり早くからマクロシステムの充実を図っていたが、60年代半ばにはすでにこのようなレンズシステムを完成させていた。 |
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From the left side of the top image, there are RE Macro Auto Topcor 58mm f3.5, Macro Topcor 58mm f3.5, 135mm f4, 30mm f3.5. Only the RE macro 58mm has the full automatic aperture system. Other lenses use the semi-automatic presetting aperture system (30mm use the manually aperture system). Topcon had already completed these lens systems in half of the 60's. The lens that I should mention specially is the Macro Topcor 30mm. This lens is an expansion photograph exclusive use, the interchangeable lens of such a thought had not launched for the general even any makers yet. Furthermore, the black finish 30mm lens is made of aluminum and the chrom finish 30mm lens is made of brass. |
オートトプコール |
下の写真は、左からオートトプコール10cm f2.8、同5.8cm f1.8、同3.5cm f2.8の順。下の画像の上段の三本はR時代の後期に主に外国で発売されたもので、絞りをプリセットするための力をチャージするレバーが省略され、ボタンに連動して絞りが開閉する仕組みのシュタインハイルのオートキノンと同様の加圧方式を採っている。下段の三本のレンズは絞りチャージレバー付きの一般的なセミオートで、こちらは57年のトプコンRの登場と共に発売された。どのレンズもこうして二つのモデルが用意されていたが、その光学系やデザインに何ら変わりはない。シャッターボタンの台座部分のカバーが各レンズで色分けされているため、一目で見分けがつくようにしている点が粋である。3.5cmはエメラルドグリーン、5.8cmはシルバー、10cmはゴールドである。なお、北米向けにRトプコールをセミオート化したオートトプコール13.5cmも極わずかだが存在したようだ。 フードは後のバヨネット式とは異なり、鏡胴の先端に彫られたスリットにフード側の歯を噛み合わせて抜けないようにしているタイプ。10cm用は二段構造の引き出し式で、他の焦点距離のものと同様、逆さに被せてレンズキャップをすることができるように作られている。 それぞれ、基本的なレンズ構成を変えることなく、コーティングや鏡胴、絞り、マウントなどを変えて、REトプコールNシリーズが登場する70年代半ばまで生き長らえたレンズ達である。 |
From the left side, there are Auto Topcor 100mm f2.8, 58mm f1.8, 35mm f2.8. These lenses have the semi-automatic aperture system, and have the mechanical image. However, the lever is not attached to three lenses of the top. These lenses were sold little quantity in the end of Topcon R. |
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トプコンR IIのデビューとともにオートトプコールが完全自動絞り化され、生まれ変わったのがFオートトプコール各種で、標準の5.8cmを除くと三本のレンズがある。左から順に3.5cm f2.8、10cm f2.8、13.5cm f3.5である。前のモデルとレンズ本体の設計には変更点はない。後のREオートトプコールも基本的には同じであるが、絞りリングの回転方向が左右で異なる。そのため無改造のままではFオートトプコールをREスーパーに付けても絞り込み測光になる。 このシリーズのデザイン的な特徴は、距離目盛が鏡胴の内側で回転し、その外側を透明なプラスチックレンズが覆っている点である。70年代のタムロンのレンズもこの形を採っていた。 最も力の入っていた時期のレンズで、描写能力は全トプコール中でも上位に位置する。RIIを持っていないと特に集めたいと思うレンズではないが、いざ集めようとしてもほとんど見つからないレンズであろう。 |
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These lenses was launched in 1959 when TOPCON RII was produced. The system was improved to the full automatic aperture. But this system was not the TTL full aperture measuring system yet. The lens hood is attached with the bayonet method. |
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