今日は林道交通安全!
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丸山林道も紅葉!
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たっぷりホテルのサービスを満喫したワテらは、朝8時半に宿を出て、今日最初の林道である丸山林道に向かいます。向かうと言ってもホテルの駐車場の脇から入る道がそれで、あっと言う間にダートが始まります。竜王スキー場を横切って進むと、いかにも北志賀の林道群の雰囲気が満ち満ちてきます。もう少し南西の渋温泉から金倉林道が延びているのですが、これは2年前の災害で復旧しないままだそうで、最早廃道になっているんではないでしょうか。丸山林道とも途中つながりますが、今回はそのまま奥志賀スーパー林道(現在は県道奥志賀栄線)方面を目指します。 |
昨日はとにかく山の上での霧がひどく、日が当たらないためにやたら寒かった上、風も結構強かったので体が冷えて風邪を引きそうになりましたが、今日は一転して朝からすっきり晴れ。ryoさんもKDXバッタ号で同行です。
丸山林道はいくつかの分岐があって、途中左に戻るようなところが金倉林道方面になります。また左に進むようなY字の分岐は雑魚川林道からのもので、往路はこれを右側に進んで丸山林道を抜け切ることにします。
途中現れた滝のところで一休み&撮影。紅葉が美しかったですねぇ。道はそこそこ湿っていてグリップも悪くないですが、落ち葉が多いのはちょっと慎重に走る必要があります。また、一部ネッチョリしたところもありますから、これまた無理せずスイッと抜けるのが良いでしょう。
丸山林道半ばで工事作業車が置いてあるところまで先に進んだワテは、ここに盛り上げられた土の上からオッサンズの走りをビデオ撮影。乾いた路面の大き目のカーブなので、皆さんいい感じで走っています。でも、シャベルカーが写っちゃうのは仕方ないか…。この林道は他にあまり開けたところがないんで、撮影スポットに乏しいんですよね。直線番長なところはあります(^^) |
天気も最高!
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旧奥志賀スーパー林道のブナ林
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丸山林道を抜け切ったワテらは、完全舗装された旧奥志賀スーパー林道を北上します。この道は10年前には80kmに及ぶ日本屈指のロングダートだったのですが、あっと言う間に舗装化が進み、今では県道奥志賀栄線と名を変えて、紅葉シーズンの今は普通自動車や1Boxのファミリーカーが溢れる観光道路と化してしまいました。虚しいけれど、これも時代の流れゆえ仕方ないんでしょうね。以前はあんなに砂埃がひどい乾いたフラットダートだったんですがねぇ。
カヤノ平にはキャンプ場があって、そこから入り込めば雑魚川林道になります。ただし、ここは通年ゲートで封鎖されて、車は入って来られません。バイクは脇に抜け道が作られていて、以前のように難儀して入り込む必要はなくなりました。車が走って来ないことが分かっていますから、ここは思いっ切り走れますが、何しろ「林道交通安全」ですから、無茶はいけません。それ以前に、落ち葉が丸山林道の比じゃないので、必然的にスピードは弱まります。ヌタヌタなところも多目ですしね。やはり鬱蒼とした林の中ですから、日が入り込んでこないのでちょっと暗い印象の道ですが、しばらくするとちょっと開けた場所があったので、ここでビデオ撮影して一休み。 |
右が雑魚川林道のカヤノ平側の入口です。どうです? 落ち葉がすごいでしょう? やっぱりこうしたところは基本的にグリップは悪くないもんですが、下に大きな石や妙な段差があっても分からないのが問題で、コーナーでそうしたものがあると、マジでフロントを取られますんで、気を引き締めて行かねばなりません。その前に、ワテのガラガラへび号はすっかりおかしくなって、とにかくアクセルを閉じるとカブり、そこからアクセルを全開にしないとエンジンが復活してくれないような状況ですから、とてもとても楽しんで走ることなどできません。一旦カブった後でアクセルを全開にすると、もの凄い白煙が出て、そのうち普通に戻るんですが、一体どこがどうなってるんでしょ? |
雑魚川林道入口
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F田社長
いっつあん
コムさんズ
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F見さん
ひろさん
ワテ
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どうです?皆さんの走り。特にひろさんが気合入ってますでしょ? いっつあんはリアが滑っても全く関係なしと言う感じ。F見さんは石をかっぽじって走り、コムさん達も上手にラインをトレース。ワテはエンジンの調子が悪くて「ももも〜」状態でしたので、リベンジしましたがやっぱ話になりませんでした〜。 |
こちらはryoさんの走り
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撮影する側に回って撮ることに専念していたryoさんですが、やっぱせっかく奥志賀の林道に来たんだから走りを撮っておかないとね、と言うことで、ビデオ撮影現場で写しておいた動画からの一コマ。バイソンとエルシノアに乗るryoさんには、高回転ハイパワーな125だと乗りづらく、体の感覚は中低速形が染み付いているようです。やはり回して乗るタイプのエンジンは、ワテも扱いづらく思えるでしょうが、KDX125SRは何しろ軽量で足回りが良いので、名車と言えるでしょうね。こうしたバイクが今では既に旧車になっているのが信じられませんが、もっともっとメーカーも頑張って欲しいもんですね。 |
と言う訳で、改めて皆さんの愛車を見てみましょう。新旧入り乱れていますが、どれも15年以上前の車体なんですよねぇ。 |
71年型ヤマハDT-1F
69年型カワサキF4サイドワインダー
72年型ヤマハDT-1F
71年型スズキTS250ハスラー3型
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90年頃のヤマハDT200WR
69年型ヤマハDT-1
89年頃のカワサキKDX125SR
89年型ホンダXLR250R
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70年頃のスズキコレダK125
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比較的旧車が多いですが、考えてみると一番新しいものでも最早20年近く前のモデルですから、ナンだか妙な気分になりますね。現行のWR250やCRF、KLXなどを見ていてもそんなに90年代初頭から進化していないのではないかと思えますが、さすがに80年代初頭までの空冷&短足時代のトレールとは明らかに見た目に違いますね。それが70年前後のトレール黎明期とも違いますし、それより前のスクランブラー時代はまた違った色合いが強く出ています。まあ、60年代はコレダのようなバイクで普通に砂利道だらけの田舎道を走っていたのだから、何でも走れるのは当然ですが、なんちゃってトレール(実はスクランブラー)なワテのガラガラへび君ではやたら底突きが多く、ポジションも変。やはり楽しんで乗るには70年代以降のものが吉。 |
林道の交通は安全だからかっ飛ばす…と言う意味ではないですよ(^^)
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雑魚川林道を抜けてからはいっつあんらは小丸山スキー場方面のルートでホテルに戻ってきましたが、その途中、大きな路面の陥没があって、ここでひろさんが第三コテン。まあ、やはり「おーっとっと」な感じだけに、バイクはちっとも傷んでいませんでしたね。 |
さてさて、雑魚川林道を抜けてホテルに戻り、ryoさんと分かれてトランポにバイクを積み、午後の林道アタック現場の菅平方面へ向かうべく、上信越道中野ICに入りました。すると、前を走っていたF田社長・F見さんのトラックがナゼか上越方面に入って行き、本来長野方面に向かうはずだったので「???」。先行するコムさんやひろさんは長野方面へ向かっていますので、ここでしばらく待ちつつ、連絡をとると、どうやらカン違いしてしまったようで、次のICで下りてUターンし、長野IC出口で落ち合うことになりました。思ったよりも早く合流して、地蔵峠方面を目指します。 |
アクセルターンの練習?
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DT-1Fツーショット
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長野ICから松代の集落を抜けるのには難儀しました。真田祭りとかで交通規制されていたため、かなり渋滞していて、結果として目的地の地蔵峠の駐車場には午後3時近くになって到着です。
早速トランポからバイクを下ろして御林林道に入りますが、待っても待っても一つ目さんが来ません。どうもKDXに乗り換えたものの、プラグが油でべっちょりで、火が飛ばなくなっていたようですが、ここはさすが頼りになるコムさん兄。しっかりと同形のプラグを持っていて、事なきを得ました。本当にみんなのアニキ分ですね。
御林林道はフラットで走り易い快適な道です。スピードも結構上がりますから要注意ですが、東豊林道側はそこそこ荒れています。 |
あれれ?F見さんは?
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東豊林道の分岐を開通記念碑側に右折したワテらは、そのまま下に抜ける予定でしたが、あっと言う間にダートが終わって最近舗装されたばかりのきれいな路面に出てしまい、がっかり。この道は比較的最近に開通したのに、もう舗装化が進んでいるのですから、東豊林道本線も、その延長になる御林林道も近い将来に舗装されちゃうかもしれません。でも、この近くには傍陽菅平林道や菅の沢林道、山の神林道など林道ラッシュと言う感じですので、まだまだ楽しめそうです。でもこの日は時間がなかったので、御林林道を往復して終了となりました。 |
ひとりゲロトレってました〜!
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トランポにバイクを再び積み込んで、いっつあん・ひろさんの長野組と別れて長野市内に入った頃はまだ日が出ていましたが、今日の宿になるビジネスホテルに到着した頃はすっかり暗くなっていました。距離的にはそう遠くないものの、意外と道が複雑な長野市街は大変ですね。こりゃ、マジでNv-Uかミニゴリラでいいからカーナビが欲しくなります。 |
T口宴会部長のCL72
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ホテルルートイン長野もよく利用するビジネスホテルですが、ここでようやくごきんさん&T口宴会部長と合流。早速近くの料理屋で宴会が始まりますが、酒の飲めないワテとコムさん弟は一次会でホテルに戻りバタンキュー。他の皆さんは2次会・3次会までやったそうで、すごい盛り上がり方ですね。
翌3日目は、朝から多くの皆さんが解体屋ツアー(笑)に。コムさん達藤沢組は、午前中に高速に乗り、渋滞を回避して帰る予定です。ワテはごきんさんのご自宅におじゃまして、レストア中のバイクなどを見た上で、一人で林道に向かうことに。せっかくの信州ですから走らにゃ損と言う訳です。 |
さーて、どこ走るっぺかなー!
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急遽湯の丸高峰林道に決定!
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前日まで南下して茂来山周辺を走ろうか、前日走りきれなかった菅平周辺の道を走ろうか悩んでいたワテですが、13日朝に車に乗っているうち、ここ何年も走っていない浅間山の周辺にある有名な湯の丸高峰林道の様子を探るべく、急遽車を関越道方面に向けることに。
湯の丸SAにはETC専用の出口があり、そこから湯の丸高原を目指して急な勾配の坂を上ります。峠の茶屋ではたくさんの車が止まっていましたが、駐車スペースは充分。一つ目さんも解体屋ツアーが終わり、こっちへ来るとのことですから、彼を待ちつつガラガラへび君の調子の悪いキャブをちょっといじり、フロートのタイコの爪を普通の位置に戻してみます。でも、かえってガスが濃くなったようで、調子はイマイチ。 |
湯の丸高原で出会ったCL72前期型
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湯の丸林道は簡易舗装と言う感じ
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1時間ほど一つ目さんを待ったんですが、電話も通じなかったので、ちょっと腕慣らしのために林道を一周して来ようと画策。早速湯の丸林道に入りますが、ここは一度舗装したものが剥がれ落ちたような簡易舗装的な道で、車の通行量もかなり多くてちっとも楽しめません。ただし、景色は最高で、ほとんど雲のない青空から眺める浅間山はお見事。
車坂峠で左折して高峰林道を下ります。この林道は以前は荒れていたのですが、今では観光目的の乗用車が多く入ってくるので、とにかく道よりも対向車に注意しなければなりません。また、滑り易い砂利質な道で、初めのうちは急勾配の下りですから、ノロノロ走ります。 |
遅い車が先行していたので、ゆっくり走っていると、傾斜のキツい下り右コーナーの真ん中で、角の丸まった大きな岩が頭を出しており、丁度それがライン上にありました。既に下りゆえFブレーキを利かせ気味にコーナーに侵入していましたので、それに乗った瞬間「ステーン!」。速度が速度だけに被害はほとんどなく、膝を打っただけだったのですが、3年ぶりのスッテンコロリンにがっくり。それにしても、何であんなに滑るんだろう。もう少しスピードが出ていれば滑る前にクリアできるのでしょうが、何しろちょっと前に乗用車がゆっくり走ってましたから、こちらもタイトなコーナーでスピードを上げる訳にはいきません。とんでもない道です。 |
膝にバンドエイドを貼り付けました
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膝のガムテープが泣かせます
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田代の集落に出て県道をまた湯の丸方面に向かって上り、駐車場にたどり着くと、一つ目さんがそこで待っていました。早速ここで昼食を取って山を下り、高峰林道の下の出口付近にトランポを止めて再びこの道を上ることにしました。下の方の道は土質で、程好く湿ったところもあってかなり飛ばせるのですが、途中から勾配が一気にきつくなり、乾いた砂利&大きな石が頭を出したところが多くなり、やはり走りづらくなりますが、例のコーナーを改めて見てみると、つるんとした岩の上に程好く砂利がかかっていて、あれで滑らない方がおかしいと言う塩梅でした。 |
車坂峠で一服した我々は、つまらない簡易舗装の湯の丸林道をパスして、高峰林道を再び下って下の方にあった「群馬坂林道」とやらに入ってみることにしました。せっかくまた通るのだから、例のコーナーを写真に収めるべく、注意深く場所を見付けながら下っていると、ありました! あの腹立たしい岩です。前よりもっとゆっくり走って止まろうかと思った瞬間、まさかまたフロントタイヤがつるん! 「うそーん、ナンだよそれぇ〜!」と腹が立ちましたが、いくらなんでも時速5km/hのようなスピードで、しかも慎重に走っているのに、まさかコケるとは思いもよりませんでしょ? さすがに怒りとともに二度目ですから不思議で仕方なかったです。 |
一つ目さんもニンマリ
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途中の支線らしきところではゲロトレに
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いやはや二度同じところでコケた経験など皆無ですから、どこに怒りをぶつけていいのやらですが、さすがに立ちゴケみたいな状態ですんで、やはりバイクの損傷は全くなし。でも、思いがけずに急に滑ったため足を出すヒマがなくまたもや膝を打ってしまい、後で腫れがひどくなってきました。
先に進んでいた一つ目さんは、支線の入口で待っていましたが、ちょっと休んでからこの怪しい支線に入ります。すると、すぐに林業用のキャタピラ車しか入れないようなヌチョヌチョの急坂になり、ガラガラへび君のタイヤではただ空転するのみ。にっちもさっちもいかずにここでUターン。 |
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さて、もう少し下の方に群馬坂林道があったのですが、これは全くつまらない舗装路で、シャクナゲ園とか言う広場で終了。そのシャクナゲ園と言うところにはなーんもなく、はっきり言って入るだけ無駄な道でしたが、こんなところにお金をかけるから、行政は税金の無駄遣いと非難されるんでしょうね。実際、こんなところを舗装化する前にあの危険な高峰林道のいくつかのコーナーを整備した方が良いのは目に見えてます。
しかしまあ、膝も痛くなってきた上、エンジンがかかり辛くなっていたので、もうキックする気力もありません(笑。 |
群馬坂林道入口
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一通り高峰林道を走り抜けたワテらは、下に止めてあったトランポにバイクを載せてやっと帰路に。渋滞が予想される高速道路はできるだけ避けて、国道141号をひたすら南下し、須玉から中央道に乗りました。しばらくはとても快調でしたが、道路情報で大月−小仏間で渋滞20kmとなっており、双葉SAで夕食を取りつつ、今後の状況を見てから大月で下りるか上野原で下りるかを決めることに。結局上野原の手前数kmのところから渋滞が始まったので、上野原−秋山・藤野方面−国道413/412号−厚木−国道246号のルートで帰りました。最近はこのルートを頻繁に使っているので、すっかり慣れちゃいましたが、スッテンコロリンだけはあまり慣れたくないですね(^∇^) |