ヨコハマ・マウンテン・パッセンジャーズ
林道ツーリング25〜たたりの小海ツーリング

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オッサン集団樹海へ
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 このツーリングの2日前、待ちに待ったカワサキF11の登録を済ませて、夜トランポの上でちょっと整備していた時、荷台の扉の上に足をかけると、閉まりきっていなかった扉が突然倒れ、私はそのまま後ろ向きに背中から地面に落ちてしまった。その時打った頭が痛く、大丈夫かなと心配したが、一応問題はなさそうなので当日は楽しみにワクワクしながら早朝に家を出た。そもそもスタートからしてつまづいた私である。この後で何が起こるか分からない不安があるものの、期待がそれを打ち消していた。ちなみに新規ナンバーは「4420」。「よー死にま」ってそりゃないでしょ〜。

 今回は当初群馬北部が有力であったが、二泊が難しくなったので、横浜からも長野からも愛知からも行きやすい小海方面に決定した。お盆休みなので、さすがに渋滞は避けられないが、それでもあの近辺は集まりやすいところである。我々は走り尽くしていたが、まだ茂来林道などを知らない人もいるので、ここはまず皆で会うことを第一の楽しみにして集まることにした訳である。
 海ノ口の温泉旅館に予約を入れ、バイクのタイヤも新しいものに交換し、もう準備万端である。

登場!シロナガス
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つまづきその一
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 横浜でミスッタ氏のポカ遅刻はあったものの、予定通り朝9時に海の口の旅館に集合し、茂来林道周辺を走り回ることにして出発。最初の林道を走るが、ここでF11の調子がイマイチなので、ニードルジェットの位置をちょっと下げておくことにした。どうもXL250Sで新たに参加して下さったタナカさんも調子が悪いらしく、迷惑はかけられないと一旦宿に戻って行った。こちらの電話番号を知らない恐れがあったので、ハスラーさんが後を追いかけてそれをタナカさんに伝えに行った。ちょっとダートを走った我々は彼らが戻ってくるのを待っていたが、なかなか二人と連絡が取れない。

 仕方ないので先に昼食を取ることにして国道に戻って待っていたが、ハスラーさんとそこで合流し、タナカさんもその後やって来たが、バイクは安全策のためにトランポに入れてあったXR100に変わっていた。キンメダイ号XL250Sは色々チューンを施していてセッティングが合わないようだ。
 再び茂来林道をそれなりのペースで流していたら、突然大きな下りコーナーでフロントが滑り、立て直す間もなくステーン。良く滑るタイヤだと思っていたが、何であんな緩やかなコーナーで滑るのよ…。

タナカさん合流
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パンクに参ったハスラーさん
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 コケてしばらくイテテとやっていたが、良く見るとライトが割れてメーターが壊れて止まっていた。50マイルの表示で針が止まっていたが、そんなに出してたかどうか分からない。まあ、登りで全然回らなかったので、下りで楽しんでいたのは事実だが。皆さん、安全運転を心がけましょう(^^)。
 それにしても後ろの人達が来ない。不思議だなと思っていたら、どうやらハスラーさんが珍しくパンクしたとのこと。同時多発テロのようにのっけから色んなところでトラブル続きで、一体この先どうなるんだろ?
 ちょっと広い面積をすりむいたので、イテテと言いながら再度出発。やはりナンバーの悪霊にたたられているのか。

 なぜこんなに新品タイヤ(ミシュランT63―空気圧1.0kg)なのに滑るのかと思いながら走っていたが、わんさんにフロントフォークのオイルが入ってないんじゃないかと指摘された。確かに妙にスコスコするが、買ってから確認していないのでどうだか分からない。もちろん道も砂利質でスリッピーであった。
 茂来林道は分岐の多い道である。道案内役をしていると、最後の一人がやって来るまで見間違いやすい分岐点に止まっていなければならない。最初の大きな分岐で待っていると、今度はいっつあんから後ろの人が来ない。どうなってんだろ?

いっつあん、お前もか…
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拡大して見ないこと
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 とりあえず擦り剥いた腕を洗いに水道を探しに進み、戻ってみると今度はいっつあんがフロントタイヤをやったみたいだ。ハスラーさんはリアに釘が刺さったのだが、いっつあんはギャップに当たってかみ込んだらしく、二箇所に穴が空いていた。
 一つ目WR氏のTS250は何だかクラッチが滑るらしく、どうも去年の夏と同様、皆ヨレヨレである。わんさん曰く、「トプコンさんはオレと一緒に走るとコケる」。考えてみると去年久々にコケた時もわんさんが後ろから見ていた(まあ、あれは事故回避だったけれども)。

シロナガスわんさんと伊勢エビいっつあん
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 おっと、忘れていたが、今回のツーリングは計8人のおっさんによるもので、ちょっとここに紹介したい。
 まず、隣の写真はHPN-BMW通称シロナガス号に乗る愛知のわんさんで、その横の赤いMXシャツの小さな男が実は最もでっけーいっつあん。二人とも実は最近おろしあカメラにはまっていて、この度もオモロイカメラを持って来ていた。
 それにしてもわんさんのリアタイヤはスリックに溝を切ったようなもので、よくこれで浮き砂利ダートを流せるもんである。しかもあの超ド級バイクで。
 いっつあんのXLR250は傍から見ると小さいが、自分がまたがると結構でかい。何しろいっつあんが伊勢エビなら、ワテなんぞ車エビがいいところだからね。

 こちらの熱帯魚2台は、左がミスッタ・グリーン氏とKDX220。今回の仲間の中では最年少(つっても、もう片足はおっさんゾーンに浸かっているが)。しかしこのKDXはビンビン。アクセルもブレーキワークもルーズではないので、古バイク乗りにはコワイバイクである。
 右側は今回もTS400が間に合わず、DT200でやって来たハスラーさん。もうバイクは出来上がっているそうだが、どうも中速が出ないらしい。皆待ち望んでいますから秋には是非ともハスラー400を見せて下さいませ。

おっさん化間近のミスッタくんと大先輩ハスラーさん
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音だけ250の直管めだか号とタナカさん
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 この特に小さいバイクとともに写っているのは川崎にお住まいのタナカさん。XL250の初期型からXL250S、エルシノアMT250やXL250R、更にはXR650までも所有されるツワモノおっさんライダーである。今回はキンメダイXL250Sの外観XL、中身XR仕様を久々に走らせる予定が、当のバイクがつむじを曲げて、山ではさっぱり回らなくなったので急遽赤いメダカ、XR100に変更した。実は初めから心配だったそうで、トランポにこのバイクもXL250Sと一緒に積んでおいたのである。エンジンがかかっただけで「大丈夫だろ」と高をくくってF11一台でやって来たワテとはえらい違いである。長らくエンデューロをやっていたせいか、乗り方は足を出さない典型的なED風。安定していて速い。

 このこれまでのツーレポをご覧になったことがある皆さんならご存知であろう、お馴染み一つ目WRさんと活きのいいサバ号ハスラーTS250。フロントフォークにDT200のものを入れ、ブレーキもディスク化している。今回のツーリングでそろそろクラッチ板が怪しくなりだしたようだが、ちょっと手を加えて何とか走り切った。実はその前に、久々にこのバイクを引っ張り出したらライトスイッチがこなごなになっていたそうで、仕方なくそのパーツを急場しのぎ用にパテで作って“常時点灯仕様”にしてから持って来たのであるが、そこは職業柄手馴れたもの。ライト回りに全く不安はなかったようだ。

今回も元気なサバ号と一つ目さん
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マイペースな大アジ号とT口宴会部長
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 自分のペースを乱さずトコトコ走るT口宴会部長と大アジ号SL250S。完璧なおっさんであることに誰も異論を差し挟むことはあるまい。本来はロードスポーツに長らく乗ってきたそうで、林道ツーリングの経験はそう多くないとハスラーさんから聞いているが、ワテが想像するに、T口宴会部長が若かりし頃は、信州はダートだらけで、ちょっとツーリングするといったら、砂利道の国道なんぞを当たり前のように走っていたのでは? これもハスラーさんから聞いたが、ヤマハXS-1などでクラブツーリングに行くと、かなりブッ飛ばすらしい。
 それはともかく、彼もカメラが好きで色々なものを持っているため、夜のカメラ談義は尽きない。結構オッサンズはメカ系のものに弱いという、共通の弱点を持っているようだ。

 さて、話を元に戻すが、ようやく茂来林道の中間地点に到着した我々は、信濃沢林道を一周するべく分岐を左に折れた。するとキノコの無断採取を防ぐ目的か、チェーンが張られていた。しかし、バイクにはほとんど無意味なものであった。

キミたち何をしてるのかね?
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夕暮れ前のオッサンズ
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 信濃沢林道は本線の茂来林道に比べて荒れていて、アップダウンも結構あるので、ちょっとというかかなりシロナガス号には厳しいはずだ。と言いつつ、我がカタクチイワシ号もちょっと登りになると1速と2速を行ったり来たり。えらく大変なツーリングになってしまった。皆さん、事前にセッティングはきちんとやっておきましょう(←去年も言ってたような…)。
 しばらく走ると今度はミスッタKDXがチェーンのクリップをどこかに飛ばしてしまったようで、またちょっと止まったが、誰かがしっかりとパーツを用意していたみたいで、大それたことにはならなかった。皆さん、予備パーツはしっかり持参しておきましょう(←オイラの分も夜露死苦)。

カタクチイワシとシロナガスクジラ
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 左が我が愛車のカタクチイワシ号ことカワサキF11・250TRの74年型。バイソンのロータリーディスクバルブをピストンバルブに変更し、スリムにしたモデルであるが、重量は120kgある。見たところ90TRやKE90のように映るんだけどねぇ。それにしても標高が高いからなのか、セッティングが悪いからなのか分からないが、ちっとも登りで回らないので本当に参った。

 その後これといったトラブルもなく軽く流して(疲れ果ててとも言う)茂来林道を抜けたが、本来ならここをいつも通り往復する予定だった。しかし、宿に付いたのは6時半頃で、たかだか35kmのダートを走るのに丸一日かかってしまった。帰り道、付近の家々では迎え火を焚いていて、そう言えば今日からがお盆かと改めて気付いたが、我が家では先に前日に法事をおこなってしまった。ご先祖様を大切に迎え入れなかった天罰がこの度のトラブルに結び付くのか…。まあ、天罰じゃ、悪霊じゃと言う前に、きちんと整備して無茶な運転をしないことが第一です。

ホント、今日は色々あったねえ
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朝の爽やかな相木林道支線にて
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 翌14日、疲れてグッスリ寝たワテはかなり遅く起きたが、早い人は朝5時半には目覚めて、6時にはひとっ風呂浴びてきていた。しかし、肘のスリ傷とは別に、肩を打っていたワタクシメは、腕を挙げようとするとちょっと筋が痛む。「こりゃ、ボロボロじゃないすか。マジっすかー。ちょっとカンベンして下さいよー」と心の中でご先祖様に訴えてみたが、やっぱりカンベンならなかったようで、痛いまんま相木林道に向かった。
 相木林道は川上村と南相木村を結ぶ予定の林道で、土質が整っていて一見茂来林道のような路面だがグリップはこちらの方が良い。ちょっと雑草が多く、あまり地元の人に使われていない道のようだが、我々には充分楽しめる道である。
 入って程なく二又に分かれるが、ここは将来の本線になるであろう、開拓中の行き止まりの支線を登って行った。去年の11月にも走ったが、その頃より数百メートル延びていたが、完抜までにはもうしばらくかかりそうである。途中、とても見晴らしが良いところがあって、そこで撮影したのが上の写真。バックの山々と谷間の村が良く見渡せる爽快な撮影スポットである。
 本線に戻ってからハスラーさんが珍しくコテッといったらしく、途中で止まっていた。どうやら溝にフロントタイヤを滑らせて落ちてしまったらしい。しかし、しっかり装備していたので、どこも体は痛んでいない。バイクもちょっとスレた跡が残るのみなので、問題はなかろう。

芸術家タナカさんのオブジェ
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 相木林道を全て抜けてから、次に中津川林道を往復することにした。以前、中津川林道は秩父側からずっと35kmものダートが続き、途中川沿いのところに料金所があった“有料道”だったが、現在は三国峠から埼玉側に下ってちょっとしたところでダートは途切れる。15km位残っているのだろうか。
 その中津川林道を往路で下って行ったが、車やバイクの通行が多く、結構道も荒れ気味のところもあるが、色々と気を使う道である。とは言っても、下りの方が我がカタクチイワシ号には楽であるのだが。
 一旦林道を抜けてから、そのすぐ先にあるキャンプ場付近の食堂で昼食を取ったが、外で食事ができたので、川の涼しい風を受けてそのまま寝入りたくなってくるほどだ。

 復路は一転して登り一辺倒。丁度おいしい回転域が不調で、そこから先がなかなか回らず、普通なら3速で短い直線を走り、2速に落としてコーナーを回る感じのはずなのだが、2速では全くコーナーで立ち上がってくれない。結局1速でコーナーに入らねばならず、うるさいわかっぽじるわで、さっぱり前に進まない。本当にイライラしてくる。
 出口に近い付近で車を抜かした後で、急に気持ちが悪くなり貧血でふらふらしてしまった。道の右側に寄って止まったが、そこからは半分意識がない。誰かに体を支えられ、いっつあん(実は一つ目さんだったらしい)にヘルメットを取ってもらったのは覚えているのだが、初めて経験する薄気味悪い出来事である。

荒れてるね、この道
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面白いね、この道
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 ちょっとすると回復して峠で休んでいたが、さすがに疲れがたまっているらしい。体が鈍いのが自分でも分かった。それを気遣ってハスラーさんが戻ろうと言ってくれたが、わざわざここまで来てくれた皆さんに申し訳ないので、ガスを補給して予定通り大弛峠を目指すことにした。
 川上牧丘林道は現在長野側のみダートが残り、最早10kmを切ってしまった。しかし、その荒れぶりは以前のままで、タイトなつづら折れも相まって、走りづらい林道なのだが、なぜか一般乗用車が良く走っている。

このちょっと前に減点3
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 ここでも我が愛車は死にそうな音を立てていた。何でここまでヒドイのよと思ったが、1速で林道を走り回るなんて初めてだ。それに荒れた道ではサスが貧弱なので体が揺れ、腕に結構な振動が来て傷口がえらく痛い。しかし、わんさんはこんなに荒れた道でもあの巨大な物体Xをスリックタイヤみたいなものを履いて操るのだから、ビックリとしか言いようもない。タナカさんもあんなにちっちゃいタイヤのバイクでスイスイここを走り回るのだから、その実力たるや推して知るべしである。後ろから見ていた人は、ギャップのバンクをうまく利用して走り安定性は抜群だと言っていたが、それも頷ける。
 峠に近いところまで来たら、京都ナンバーの遅い四駆が道を塞ぎ、後ろにバイクの集団がいるのにシカトしてゆっくり走っている(と言うかあれが限界の速度だろうが)。全く譲る気配もないので、脇に見えたちょっと広いところにバイクを止めてちょっと休むことにした。
 こういうところではパフォーマンスいっつあんの血が騒ぐのだろう。XLR伊勢エビ号でトライアルを始めた。あんなにでっかい車体なのに、よくぞ手足のように扱えるものだ。トライアル上がりのライダーは安定性がとてもいいが、本当にタイしたもんだ。そうだ、XL250Sがキンメダイなら、このXLRは伊勢エビではなくマダイだね。エビでタイを釣るとは正にこういうことか(←違う違う)。

 タナカさんを見ると壁側の砂の斜面を斜めに登っていったかと思ったら、そのまま途中で止めて、壁をスタンド代わりにして降りて来てしまった。豪快な止め方である。「落バイク注意!」の標識を立てたいところである(4段上の写真)。
 片やわんさんは後で出やすいようにUターンして止めておきたいと思ったのか、いきなりアクセルターンして向きを変えておもむろにスタンドを立てた。あんなに重いバイクを傾けて支える力はワテにはございません。
 それにしても、止まってもただでは降りないとは正にこういうことか(←「転んでもただでは起きない」だろーに)。

わんさん何したの?
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おっさんは疲れやすいのです
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 さすがに皆さん疲れてきたので、あとほんのわずかで峠であったが、充分走ったのでそのまま戻ることにした。結局また荒れたつづら折れダートを下るのであるが、わんさんはさすがに面倒くさそうであった。反対に、こちらは1速の呪縛から解き放たれて有り難いのであるが(笑)。
 何はともあれ、2日目は目立ったトラブルもなく計60kmのダートを走り回ることが出来たが、何だか普通なら走り足らないはずの距離が、妙に長く感じられた。ハチャメチャなツーリングになりつつ何とか走り切った不思議な充実感の残るツーリングであった。
 なお、ミスッタ氏はこの日、リアのアクスルシャフトを緩めたまま走っていて、車軸が斜めになっていたそうだ。最後もミスッタの名にふさわしい締めくくりであった(^^)。

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