ゾルキ4-50周年記念モデル
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
写真6
写真7
写真8
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ZORKI-4は、大まかに言って、前期(〜60年頃)、後期(〜73年)の2つのバーションに分けられる。
初期型の特徴は以下の通り。
(1)ファインダー窓枠がある(写真1左)
(2)シューの四辺に螺子穴がある(写真2左)
(3)シャッター速度が旧国際系列である(写真3左)
(4)ロゴや各指標が刻印である
(5)アイレットが太い(写真4左)
(6)貼り革が模造皮革である
(7)ロゴが初期ロゴと言われるキリル文字である(写真5)
この初期型は、さらに
(1)生産国表示がないもの
(2)東側諸国への輸出のためか、生産国表示がキリル文字で刻印されているもの(写真6左)
(3) 57年製の「モスクワ青年大会記念」の刻印がされているもの(未確認)、の3種類に分類されるようだ。 |
一方、後期型は、細かく見ると16種類ものバリエーションがあり、全てに共通する特徴を列挙してみる。
(1)ファインダー窓枠がない(写真1右)
(2)シュー四辺ではなくシューそのものに1箇所螺子穴がある(写真2右)
(3) シャッター速度が倍数系列である(写真3右)
このように共通点は3つしかない。以下にその違いをまとめてみたので、各バリエーションの特徴をご覧いただきたい。なお、ここで使われる記号は分類のために便宜的に振ったものである。
◎ 後期型A 貼り革が模造皮革でアイレットが細い。
A-1 ロゴと各指標が刻印
A-1-a 初期ロゴ(キリル文字/写真5上)で生産国表示なし
A-1-b 中期ロゴ(キリル文字/写真5中)で生産国表示なし
A-1-c 後期ロゴ(キリル文字/写真5下)で生産国表示なし
A-1-d ラテン文字ロゴ(Aタイプ/写真7)で英語の生産国表示(写真6左)あり
A-1-e ラテン文字ロゴ(Bタイプ/写真7)で英語の生産国表示(写真6左)あり
A-2 ロゴと各指標が印刷
A-2-a 中期ロゴ(キリル文字/写真5中)で生産国表示なし
A-2-b 後期ロゴ(キリル文字/写真5下)で生産国表示なし |
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