Petri C.C Auto Zoom 45-135mm F3.5
70年代に入ってしばらくすると、ペトリはズームレンズを自社製の80-200mmやサンに発注していた上記85-210mm以外にも、シグマにもいくつかのレンズを発注しました。後にM42マウント用のものがメインでしたが、ペトリスピゴットマウントのものもありました。この45-135mmは74年の『カメラ・レンズ白書』でテストされていますが、C.C Autoのスピゴットマウントではおそらく最後のズームレンズになると思われます。
写りは大分黄色っぽい感じになり、絞りを開けると中心部から線が甘めで、周辺部はもわっとしてしまいます。f8位になると充分使えるレベルになりますが、初期の標準〜中望遠系ズームゆえに仕方ないでしょうね。
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