Kristall 3S Steinar 50mm f3.5
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アグファ・Vista100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/500秒 絞り〜f6.3
左下が流れ気味で、信号機本体の色もくすんだ感じになってしまいましたが、基本的にはなかなかシャープなレンズです。 |
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I.S.O. Bilux Iriar 50mm f3.5
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アグファ・Vista100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/200秒 絞り〜f9
ボケの度合いがそう高くないですが、結構絞り込んでるのでこのくらいが普通ですね。右側の右側の砂利を見ると分かるように、ボケ自体はあまりきれいではないですが、発色・シャープネスとも文句ないです。 |
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Condor II Esaog 50mm f2
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f8
このカメラは上記のカメラとは別の日に撮影しましたが、ほぼ条件は同じでした。コニカのフィルムを使ったためか、発色が随分青味がかった感じで、色自体もくすんだ雰囲気。とてもシャープなレンズですが、左下にフレアーが出て霞んでいます。一応フードは装着してたんすがねぇ。このカメラにはレンズフードは必需品ですが、逆光にはてんで弱いことが良く分かりました。 |
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Gamma mod.I Victor Gamma 55mm f3.5
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜F6.3〜f9の中間
前の画像が後ろから撮ってトリミングしてしまい、どうもボケたようになっていたので、改めて撮り直してきました。今度は午後四時を超えていて、フィルムがコニカであるにもかかわらず、発色はフィルムの特性がマゼンタ寄りなのですが、線路の砂利がそれなりに茶色っぽく写ってくれました。結構ボケが強いレンズで、なかなかそのボケ味は穏やかではありますが、ちょっとくすんだ感覚です。 |
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Herman Olympic Super Special TRT 50mm f3.2
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/300秒 絞り〜f9と6.3の中間
こちらはガンマよりも発色が普通で、若干の赤味が出てくれました。このレンズも逆光にははなはだ弱いと見えて、信号機の上部にはっきりとフレアが出ています。一応ちょっと口径が大きいものの、レンズフードは使っているんですがねぇ。シャープさはあまりありません。全体としてコントラストの強いレンズです。 |
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Wega IIa Trixar 50mm f3.5
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/200秒 絞り〜f9
このレンズは結構シャープなんですが、やはりどうもマゼンタ傾向が感じられ、同時にくすんだような印象が残りますね。コニカのフィルムはどうも色が悪いなあ。このフィルムの影響であることは間違いなさそうですね。で、やはりノーフードですとハロが出ていますが、今回はフードを装着したので、色以外は文句なし。ボケは弱いですが、絞り込んでますんで、まずこんなもんでしょう。 |
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Sonne C4 Xenar 50mm f2.8
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f11
このレンズは意外とやんわりした描写で、他で撮ったネガでもその傾向が見えました。この日は逆光気味で、やはりノーフードだと厳しかったようです。微妙にフレアが出てほわ〜んとした感じ。色合いも今一歩な感じですね。ドイツ製よ、頑張ってくれたまえと声をかけたくなっちゃいますが、色は間違いなくフィルムの影響ですね。 |
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Rectaflex 1300 Xenon 50mm f2
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フジカラー Superia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/200秒 絞り〜f8
前にコニカのフィルムで撮ったものがあまりに変な色だったので(`з´)で、今度はフジカラーで撮り直してみました。ボケはそれなりに出ますが、前の画像とは異なって渦巻いてはいませんね。まあ、でもやっぱ「シュナイダーのレンズは良い」と感覚的に思っていると、意外に「こんな感じなのかなあ」と思わされることも。 |
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Rectaflex 1000 Angenieux 50mm f2.9
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/200秒 絞り〜f11
この時のフィルムははっきり言って死亡〜。で、色は補正をかけないと見ちゃいられませんね。SonneもWegaもそうですが、えらくくすんだシアン・マゼンタっぽい色なのは完全にフィルムのせいで、ちとその辺は差し引いて下され。上部にフレアーが出ていますが、シャープさはクセノンを凌いでいます。 |
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Gamma mod.III Som Berthiot Flor 50mm f3.5
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アグファVista 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/200秒 絞り〜f8
思いっきり周辺部で流れるレンズですが、この画像では右側にその影響が出ましたね。他の写真では左に出たんですが、考えてみるとレンズは回転してますから、焦点を合わせた距離によって流れる位置が変わるのは道理。しかし、なかなかシャープなレンズと見ました。曇り空でしたが、色もしっかり出てくれて良かったっす。 |
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GaMi 16 Esamitar 25mm f1.9
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フジカラー Superia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f8
まあ、当然線は甘くなりますが、こんだけ写ってくれれば御の字かなー。結構ピント合せが小さいだけに難しいので、若干ボケてしまった可能性もあります。ピントは一応どれも青いランプの周りのフードのところ(左側)です。画像にはさすがに質感がありませんね。 |
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Gamma mod.III Sonnar 5cm f1.5
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/200秒 絞り〜f11
ノーフードで撮ったら思いっきり上部が霞んでしまいました。霧みたい(^^)。それなりにシャープな感じもありますが、色コントラストも強くないし、微妙に二線ボケ傾向があるかも。ボケの度合いは強め。 |
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Janua Essegi 5cm f3.5
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コダックGOLD 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/200秒 絞り〜f9
正午頃撮影したので、f9でも何だかコントラストがきつくなって信号機がちょっと暗くなってしまいましたが、質感は良く出ていると思います。色合いは若干青味がありますが、シャープ感はさすがは老舗光学メーカーを感じさせますね。ボケは3.5級のレンズにしては絞り込んでいるのに意外と強め。像の流れもないし、なかなかよくできたレンズだと思いますね。 |
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Leotax FV Galileo Ogmar 9cm f4
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フジカラー Superia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f4.5と6.3の中間
かなり日が傾いてから撮影。発色はいい具合ですが、どうもシャープ感が不足気味。ちゃんとフードを使用したせいか、あまりフレアは出ませんでしたね。像の流れもないし線の甘さを除けば問題ないでしょう。 |
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Leotax FV Topcor 9cm f1.5
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フジカラー Superia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f5.6
ま、違いはご覧の通り。比較するのはナンセンスかもしれませんが、事実として認識せにゃあきまへん。三枚玉のシンプルなレンズですが、ずぇ〜んぜん写りがちゃいます。下のトプコール5cmもそうですが、何だかんだいって我が日本製光学機器は偉大であることを再確認しました〜! |
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Leotax FV Topcor 5cm f1.5
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アグファ・Vista100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f5.6
さすがはトプコール。完璧ですね。ボケもきれいならシャープネスも素晴らしく、発色も文句なし。色コントラストが見事です。像の流れも皆無。何でこんなにいいのかなと思えるほどですね。それにしても他のカメラの場合より近寄ったのは確かですが、かなり後ろがボケますね。 |
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Sonne C4 Topcor 3.5cm f2.8
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コニカ Senturia 100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f8
しかし、コニカのフィルムは何でこんなにくすんだ色になってしまうのかなあ。線は非常にシャープなのに、色が何だかねぇ。ナニワカラーキットとの相性が悪いのかしらん。でも信号機の表面の輝き具合は、良く出ていますでしょ。なかなかの高コントラストレンズです。実は大伸ばしした状態で比較すると分かるのですが、信号機に貼られているプレートの文字もくっきり。いいレンズですよ。 |
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Topcon Super DM REGN Topcor 50mm f1.4
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アグファ・Vista100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f8
せっかくだから、国産一眼レフでも撮ってみました。やっぱ全然写りはちゃいますね。良いに決まってますが、ここまでちゃうと「うむむ…」となってしまいます。ちなみにこれは日が傾いた夕方近くに撮りましたので、かなり赤茶けた感じですが、実際赤味の強いレンズです。でも、色はきつめではありますが、全体のイメージは結構忠実に再現しています。それにしても見事な立体感です。 |
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Robot Royal 36 Xenar 45mm f2.8
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アグファ・Vista100 ナニワカラーキット現像
シャッタースピード〜1/250秒 絞り〜f8
ちょっと左右に像の流れが顕著に見えます。24X24のレンズをフルサイズのカメラにそのまま応用して使ったのか、ちょっとイメージサークルが小さめなのでしょうか。発色も沈みがちで青いプレートも紺色になってますね。ちなみに取り込みはどれも「リアル」で行いました。 |
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結論〜Lマウントのライツのレンズは同一条件で試していないので何とも言えませんが、この組み合わせでは日本製のトプコールがやはりダントツに優れていましたね。これは設計された年代の差にもよるのでしょうが、やはり日本は光学大国だったんですね。ビルクスのイリアーもかなりハイレベルであると見ました。ボケがもう少し良ければ完璧に近いレンズです。意外とよろしくなかったのはシュナイダー製のクセナー/クセノンで、ドイツ製が全て良い訳ではなさそうですね。また、後日コニカのフィルムで撮ったものはどれもマゼンタ傾向が強く、くすんだ色相だったのですが、これは明らかにフィルムの性格の差なのでしょう。ナニワカラーキットとの相性が悪いのかなー? それにしても冷たい発色になりましたが、この点はちょっと割り引いて考えないといけないかもしれません。 |
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